【年収シミュレーション】独身SEがフリーランスの夢を見る
IT業界にいると、オレは何をしているんだろうと考えちゃうことありますよね。
そんな時、フリーランスになったらどうなるんだろうって妄想しちゃうことありますよね。フリーになった場合の年収をネットの知識だけでシミュレーションしてみました。
年収はいくらくらいになるんだろう?
だいたいフリーになることを意識し始める人は、
・30代前半で、
・そこそこ腕に覚えがあって、
・給料に不満がある人
がメインじゃないかと思います。
で、だいたいそこで月の単金70万円を基準に考えていこうと思います。
根拠は依然書いた記事で 。
で、フリーランスのエンジニアがIT業界で働くと、会社員時代と変わらず現場に出ることが殆どと思いますので、年収は単金70万円×12か月で840万円が収入のほぼすべてになります。
で、税金やらなんやらでどのくらい取られるのか
フリーのITエンジニアがもらえる年収が決まりました。
じゃあどのくらい国やらなんやらに取られるのか。
何も考えずに年収すべてに税金がかかるような状況になると、白色申告の場合だと税金、保険、年金で3,146,400円取られ、手取りでいうと5,253,600円になります。この金額だと、福利厚生がないことを考えると会社員時代とほぼ変わらない条件が見えてきます。
会社員の夢、経費ってどうなの?
経費ってよく聞くけどなんなんでしょう。
所得税っていうのは、"課税所得"というものに応じて増えていくようです。
そして課税所得というのが、"年間総売上ー必要経費ー各種控除"であらわされるようです。出てきましたね。経費。
この経費というものを増やしていくと、税金が抑えられますと。これが噂に聞く経費というものの正体のようです。
何が経費として認められるの?
ITエンジニアはPCさえあれば体一つでできる仕事です。
PCも、セキュリティ上、現場で支給されることが多いので、何も経費として落とせるものが無いように見えますが、意外と経費にできるものは多いみたいです。
家賃、ネット回線料、携帯電話代、光熱費、交通費あたりが、使用割合に応じて経費として計上できるみたいですね。
家賃も、1Rの部屋だと最大50%くらいまで認められるみたいなので、家賃だけでも3~4万、全部ひっくるめると月10万くらい経費としていけそうな気がしてきました。
現在の段階で計算してみると、経費を120万円引いて、社保と税金が2,694,300円まで下がりました。手元に残るお金が452,100円も浮きます。この差はでかいです。
白色申告と青色申告って?
確定申告のことを調べていくと、白色申告と青色申告とかいう謎の単語が出てきました。ざっくり違いを見ていくと
白色申告→申告が比較的簡単
青色申告→申告がちょっと面倒だけど65万円の控除が付く
という違いがあるようです。
ここで、確定申告をちょっと頑張ることにして、青色申告を採用すると社保と税金の金額は2,499,300円になりました。何もしないときに比べると647,100円の差が出てきました。
会社員がいいのかフリーランスがいいのか
これは価値観をどこに置いていくかが最も大きく違うところでしょうか。
年収面では、福利厚生を加味するとそこまで大きな違いはないということが分かりました。
じゃあ会社員が安定しているのか。これは必ずしもそうとは言えないと思います。良くも悪くも実力主義なの業界なので、歳をとって仕事ができなくなって辞めていった人を何人も見てきました。決して安定はしていないと思います。会社がいつ潰れるかなんてわかりませんしね。
フリーランスは会社員だとし辛い副業がしやすかったりとか、自分で単金交渉してあげてもらえる可能性があるとか、自分でやりようがいろいろありますね。
フリーランスになるとついてくる自由と責任と実力主義。この辺をプラスにとらえられる人が向いてるのかもしれないですね。