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コミュ障のはきだまりで働いて思うこと

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最近、業界関係の人がTweetしている記事を見て思うところがあったので投稿。

www.bunkei-programmer.net

この記事で主題になっているのは、業界に勤めているリーダー以上経験者にはまさしくあるあるなんですが、本当にプログラマというのは自分の世界を中心に生きている人が多いと思います。
「えっと、なんの話をしてるかちゃんと説明して?」って言われている人は毎日どこかしらで見かけます。

じゃあプログラマ以外はちゃんと説明できているか

記事の主題になっていないプログラマ以外の職業の人たちはどうなのか。
一見コミュ力が高いと思われるような人でも、よーく聞いてるといたるところでディスコミュニケーションが発生しています。

具体的なことを言わないオペレーターさん

システム障害や、挙動がおかしいな?ってことが起きると、システム運用を担当しているオペレーターさんから連絡が来ることは多々あります。
開発サイドとしては、とにかく具体的な情報が欲しいので、事象が発生した細かい時間、具体的な操作、そのとき表示されたメッセージなどなど、いろんな質問をします。
でもだいたい帰ってくる答えは、「ちょっと細かいことはわからないんですけど、なんか変な画面が出ました」とかそんなレベル。

横文字大好きマネージャー

コンプライアンス、コンセンサス、アジェンダ、スキーム等の横文字を駆使し、賢く思われようとして逆に馬鹿にされる。そんな人はいっぱいいます。
本来の意味とは違う意味で横文字を駆使することも多々あるので、行ってることが全く伝わらないなんてザラにおきます。

概念でしかしゃべらない顧客

システム業界だけじゃありません。顧客の言ってることも、まあわかりません。
そもそも使っている言葉が違うという前提はあるにせよ、特に国が絡む公務員系の人は、自分たちの村で使う言葉しかしゃべりません。システムの方向性を探る以前に同じ言葉を勉強するところからスタートなので、コミュニケーションをとれるようになるころには、とっくに要件定義終わってないとやべーみたいな状況に陥ります。

相手の立場でしゃべろう

いろんな立場の人がいる以上、ディスコミュニケーションは至るところで発生します。
自分の使っている言葉が相手に理解できる言葉なのか、常に考えながら、話を進めていかないと仕事以前の問題でつまずいちゃいます。
技術的な方法論ではなく、そもそも相手の立場に立って話すという想像力を働かせていない人が多いので、まずは相手の立場を考えるっていうのがスタートじゃないかと思う次第です。

リーダーをいたわってあげてください

顧客対応をする開発側リーダークラスなんていうのは、いろんな立場の人と話すことが多く、しかもみんな違う言葉でしゃべるので、ほんともう大変です。
マネージャーからは現実味のない金の話、プログラマからは仕様の文句、顧客からは納期に間に合いそうもない仕様変更等々。
ほんと精神すり減らしている人多いので、ほんといたわってあげてください。